結婚=幸せではない…のか?

婚活女子の皆さん、活動は順調でしょうか?
「なわけないだろ!」と言いたい気持ちはわかります
数多くの相手にプロフィールをスルーされながらも、慣れないメッセージのやり取りを乗り越えて、顔合わせができたのに、理由もわからずお見送りされてしまう
一昔前は、こんなことしなくてもみんな結婚してたのにね
そりゃ「結婚したくてもできない人」は増えます
それに「多様性」が今の世の中のトレンドですから、未婚の人は今後ますます増えていくだろう、と私は考えています
でも、もし少しでも結婚したい気持ちが残っているなら、1日でも若い内に全力で成婚への道を走って欲しい、と私は思っています
未婚率が男女ともに年々高くなるこの時代に、なぜ私がこれほど結婚を勧めるのか?
今回はこれについて、私の主観モリモリで意見を述べさせていただきます
「なんか婚活してみたけどうまくいかない」
「そもそも私って結婚したいんだっけ?」
そんな悩みを抱えている方にとっても、今後の方向性を見直すきっかけになる内容となっております
あなたのこれからの行動や婚活判断の一助として、ぜひご覧ください
結婚はええぞ、といいたい事
理由① 何よりも孤独じゃない

そもそもなぜ、私が「結婚した方がいいのかな」と思い始めたかというと
お父さんお母さんが結婚しているから、でもなく
周りの同年代に既婚者が増えて、自分だけ置いて行かれた感じがするから、でもありません
「もっと幸せになれそう」と思ったからです
実際、結婚したらホントに幸せになれました
なぜなら、自分は一人じゃないとこれ以上ないくらい強く実感できたから
1人々の幸福は3つの要素からデザインできる、と言われています
「人的資本:稼ぐ力」
「金融資産:お金などの財産」
「社会的資本:人との繋がり」ですね
私は、結婚によって3つ目の要素である「社会的資本」を大いに満たされたと感じています
特別な人と一生を共にする誓いを立てるのが結婚というものですから、人との繋がりを強く感じられるのは言わずもがな、でしょう
「友達といても社会的資本はクリアできるよね?」という疑問も浮かぶと思います
たしかに友達も立派な社会的資本ですが、結婚より気軽な繋がりだからこそ、些細なすれ違いや価値観のズレで簡単に疎遠になってしまいます
縁を切る、という選択を安易にできないから、結婚は辛くても簡単に逃げることができないコミュニティとも言えるかもしれませんが
そんなリスクにも立ち向かう覚悟で他人と夫婦になる決意をする、それが結婚というものです
繋がりの強度が、どうしても友人とはケタ違いになります
理由② 結婚をしないその先にあるものが虚しいから
独身を貫きたい、という主張の根っこには
「今の生活が気楽で楽しいから、これ以上は望まない」
という理由がだいたい見受けられます
気持ちはとてもよく分かります
お金も時間も、自分の好きなだけ使うことができる
誰にも縛られない自由気ままな時間は楽で過ごしやすいものです
でも、そんな人たちにこそちょっと考えてみて欲しい
「この時間を50年後も楽しいと感じられるのか?」ということを
知らんがな、というツッコミが聞こえてきそうですが、
私の親族に、やや高年収の未婚という、いわゆる独身貴族がいますが
彼は一度、こうぼやいていました
「いつの間にか徹夜の疲れが1日では取れなんくなるし
新しい家具を買うのもおっくうになってきてんねん
熱も簡単に下がらんくなるねんな
こういう衰えを1人でしみじみ感じてるときに
わびしいなーーーーーーーって思うねん」

当時はこの言葉の意味がよくわからなかったのですが
アラサーになった今なら何となくわかる気がします
旅行の計画を立てながら迎えていた大型連休は、だんだん仕事の疲れをとるだけで過ぎてくようになるし
ボーナスのほとんどを使ってときめくコスメを爆買いしてみても、ファンデが徐々にノリづらくなり、毛穴も目立ってくる
もういいや、お菓子爆食いしてネトフリ祭りじゃ!と思っても、ポテチの袋食いはしんどくなり、映画は前観たのと同じものをリプレイする
自由な時間を好きに使える時代はもうピークを過ぎつつあるのだな、としみじみ考えています
その先に待つのは、おそらく「1人の時間に飽きてきた」という境地です
40代の男女が急に相談所に駆け込み出す、という現象にもうなずけます
ご飯を食べて寝るだけの日常、旅行などの娯楽、
これらにパートナーが加わると
1人の時とはまた違った彩りを実感することでしょう
赤ちゃんが増えるとその色幅はさらに広がる、なんて意見もありますね
もちろん、1人は不幸だなんて言うつもりはありませんが
1人の時間を楽しみ続けるにもある意味「才能」が必要だと私は考えています
孤独を感じないよう自主的に人と会う環境を作ったり
人生という膨大な時間を消費できるようなヒマつぶしを考え続けたりしないと
一人の人生を充実させ続けることは困難を極めるでしょう
私にはそれはムリだと早々に悟りました
あなたはどうでしょう、これから長く続く「自由な時間」を
「楽しい時間」にキープさせ続けることはできるでしょうか?
そりゃ手放しに幸せになれるわけじゃないけど
もちろん結婚できたからといって、今後の人生は安心だ!幸せ確定だ!とは言いません
相手選びを間違えたり、自分が未熟だったりすると
夫婦生活は破綻します
分かり合えない人と共同生活なんて送ろうものなら
「独身の方がはるかにマシだったわ」なんて状況にもなり得ます

ですが、言い方を変えると「相手選び」と「自己成長」さえ適切にできれば
不幸な結婚を回避することができます
まあ万が一初婚で失敗しても、即離婚して婚活をまた全力でやり切り、
再婚で幸せをつかみ取る、なんてこともできますからね
子どもを設ける一歩手前であれば、結婚は「後戻り不可能な契約」ではないわけです
また、当記事で繰り返しお伝えしている通り、既婚であろうが独身であろうが
人として生まれてきた以上、孤独にならない環境を作っておかないと心は歪みます
先人たちは”一人→夫婦→家族”という一生モノのコミュニティー作成イベントを
「結婚」に落とし込んできたわけです
すでに確立された結婚から発展する人間関係の王道ロールモデル
あえてこれに乗らないというのは人生の幸せハードルを上げているように思いませんか?
私は何の才能もない平凡な人間だからこそ
先人たちの知恵をお借りし、結婚という道を選び、今もその道中を歩んでいます
夫と暮らす日々は楽しく、おかげで先々の人生がかなり楽しみになっています
「独身のロールモデルがないから何なの?そんなの私が作ってやるわ!」
それくらいの気概がある方ならシングルに向いているかもしれませんが
「誰かをお手本にして生きていきたい!私は誰を目指せばいいの?」と思うなら
婚活をして王道の幸せを目指すことをぜひ検討いただきたいと思っています
結論
今回の記事は、私の独断と偏見が濃いめのないようとなりました
決して中立な意見とは言えないかもしれません
ですが、当然ながら私もかつては「独身」でした
「結婚や出産なんて時代遅れじゃない?1人って楽しいじゃん」
そう思いながら時間とお金を好きなだけ使っていたのですが
様々なきっかけがあって「やっぱり結婚したい!」と価値観が一変しました
もちろん結婚が全人類の正解とは言いません
それなりの覚悟や責任が伴いますし、仕事と天秤になる人もいるでしょう
でももし、あなたが結婚によってキャリアが総崩しになる立場でなく、
かつ一人で生きていこうか、相手を探そうかと迷っているのならば
全力で成婚を目指してみることをお勧めします

婚活は生涯をかけて取り組むものではありません
入籍すれば活動は終了するのです
短期間だけでも、自分ととことん向き合って
結婚相手を探してみてはどうでしょうか
「誰かと幸せになりたい!」そう思うあなたの気持ちを
私は全力で応援させていただきます
以上!とららっこでした
- 参考書籍:幸福の「資本」論 (橘玲/著) ↩︎